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傾聴

2018/10/23
 近年、コミュニケーションの技術として「コーチング」という方法が注目を集めています。コーチングと聞くと、スポーツの分野などにおいて監督が選手を教え導く、すなわちティーチングをイメージされるかもしれません。しかし、「答えを与える」ティーチングに対しコーチングとは「自ら答えを作り出すサポートをする」という方法です。その基本となるのが「聞く」ということです。そしてこの「聞く力」は相手の力を引き出させるだけにとどまらず、自分自身の成長にも繋げられるのではないかと感じています。「話す力」の重要性が説かれている昨今、「聞く力」にも注目していきたいものです。
 4月の徳目(より良く生きるための基本となるもの)は「合掌(がつしよう)聞法(もんぽう)」「敬う心を持って人の話を聞こう」という意味です。 園長に就任してから、園児の前で話をする際には本園の保育目標である「明るく」「正しく」「仲良く」を伝えてきました。話す機会は月に1、2度くらいのものなので、それほど多いわけではありません。それでも子どもたちは、2、3度目にはその3つのお約束を覚え、「お約束は何?」と尋ねると声をそろえて答えることができ、子どもたちの聞く力に驚かされます。きっと素直な心で聴いているから覚えも早いのではないでしょうか。頭の中で話の流れを予測してしまうことで、正確に話を聞いていないことが時々ある私は、子どもたちの無垢な姿に、嬉しい半面、自分自身に対する恥ずかしさを感じてしまいます。聞く力があるということは、それだけ心が育っている、もしくは素直な証拠なのだと思います。
 コーチングの理論を踏まえて考えると、私の方が子どもたちに引き伸ばしてもらっているのかもしれません。(2016.4)

「継続」

2018/06/04
 園で発行している園だより「明照だより」が平成27年4月で500号を迎えました。基本的に月1回発行しているお便りですので、単純計算で41年8ヶ月間発行していることになります。明照保育園は、前身の明照学園時代も含めると90年近く経つのですが、その半分近くの期間、園の様子を保護者の皆様に伝え続けています。時代に合わせ、変わらなくてはならないこともありますが、このように継続することもまた大切であると思います。
 4月の徳目(より良く生きるための基本となるもの)は「合掌(がつしよう)聞法(もんぽう)」「敬う心を持って人の話を聞こう」という意味です。1世紀近く続いてきた明照が培ってきた伝統を敬い、その内容を良く吟味し、今の世の中と照らし合わせながら、そしてなにより子どもたちのことを考えながら「明照らしさ」を続けていければと考えています。
 1000号を迎える41年8ヶ月後、私は75歳となり、とっくに園長を引退しているとは思いますが、いつまでも敬う心をもって人の話を聞けるような人間になりたいものです。
酔うと、同じ話をし続けてしまいますが…(2015.4)